10月6日。秋晴れの当日は、各地から大勢の方々が参加されました。 「ICF(国際生活機能分類)の概要と教育への活用の実際」のテーマのもと、ICF一色の研修会となりました。 「ICFについてもっと勉強したい」、「ICFってなに?」、「とにかく大阪に行って勉強してこよう」──。 ニーズは様々でしたが、 「ICF関連図が子どもの未来予想図になるよう、立場の違う人たちが積極的にディスカッションをする大切さを実感しました。この子はこうだと決めつけるのではなく、多角的視点が子どもを豊かに支援すると思いました。」、 「午前中ICFの全体について理解しやすいまとまったお話を聞き、午後に更に解説を兼ねた詳しい話を聞かせていただき、少しICFの理解が進みました。ディスカッションをしながらワークしたことで、実践にICFを使っていく手掛かりが得られたように思いました。」 ……など感想にもあるように、ICFを活用することを肌で感じ取っていただけたのではないかと思っています。 内容は以下のとおりです。 テーマ ICF(国際生活機能分類)の概要と教育への活用の実際 日 時 2007年10月6日(土) 会 場 高槻現代劇場 * 基調講演(10:00~12:00) * 演題 ICF(国際生活機能分類)の概要と教育への活用動向 講師 徳永亜希雄(独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所主任研究員) * 分科会(13:30~16:30) * 分科会 1 子ども理解のためのICF 講師 高山恵子(NPO法人えじそんくらぶ代表) 大久保直子(筑波大学附属久里浜特別支援学校教諭) 分科会 2 特別支援学校のセンター的機能発揮のためのICF ─ ICF関連図を使ってみよう ─ 講師 齊藤博之(山形県立上山高等養護学校教諭) 逵 直美(三重県立草の実特別支援学校教諭) 宮岸尚平(北海道函館養護学校教諭) 分科会 3 ICFと評価 ─指導前後の評価。本人・家族・多職種間連携のために─ 講師 徳永亜希雄(独立行政法人国立特別支援教育総合研究所) 下尾直子(日本女子大学大学院)