早いもので8月も最終日となりましたが,いかがお過ごしでしょうか. 今回は,岐阜県教育員委員会の「自ら学び続ける教職員研修支援事業」のICF-CY活用研究会の皆さんと共に学んだ研修会の報告です. 同研究会の皆さんより,わがネットワークに講師依頼を受け,2026年8月5日(水)AM, オンラインで行いました. 研究会の皆さんは,特別支援学校の先生方です. ネットワークからは,運営スタッフの徳永と富山が参加しました. 事前に,研究会3名の方が「ICF関連図」を作成されて送ってくださったので,それへのコメントと協議を柱に据えて実施しました. その前に徳永より,「特別支援教育におけるICF活用」と題して,事前のリクエストをもとに,次のような内容で話をさせていただきました. 1.最新の動向 2.ICFの概要 3.ICFの「考え方」及び「ツール」としての活用例:子ども理解と指導・支援 4.「ICF関連図」の活用例 その後,送っていただいた関連図をもとに協議をしました. 送っていた際に,図とともに次のような内容も教えてください,とお願いしていました. (1)どのような目的で作ったか (2)どのような作成プロセスをとったか (3)作成作業をして得られた成果や課題 (4)その他疑問に思ったことなど 今回,作られた目的は,次の通りでした. ①生徒の全般的な実態把握を通して今後の支援の在り方を模索する。 ②担任している生徒の実態整理をし、今後の支援の課題を設定するため。 ③1)来年度(R9年度)に実施する修学旅行の行き先を検討したい。 2本年度の校外学習において、体験的な学習が設定されていたが、実際に現地では施設設備の問題で、参加できる活動があまりなかったため、来年度の修学旅行の工程は、本人が楽しむことができる内容にしたい。 協議では,それぞれのご説明に対して,德永と富山のコメントも交えて行いました. その中では,次のような声が聞かれました. 「実態把握目的で活用したところ,活動や参加での位置づけが見えてきた.一方で,書き込む情報の精選をするか迷った.」 「大まかに生徒の実態をつかむことができた.活動制限や参加の項目をより具体的に買えるようにしていきたい」 「自立活動との関連についても検討していきたい」等 また協議後には, 5.活用例:分類項目と評価項目 6.まとめ についてもお話しました...
猛暑,地震,台風と,厳しい日々が続いていますが,いかがお過ごしでしょうか. 今回は,日本特殊教育学会の案内です. 今年は,神戸市の神戸国際会議場で,9月19日(土)~9月21日(月)に開催されます.私たちのシンポジウム(3-1)は, 19土 16:00~17:30 @401 となっています. 前回は,「ICF活用の『不易と流行』を考える」と題して,一歩前に踏み出すため,概念的枠組みの他,分類項目やAIなども取り上げながら議論を交わすことができました. 今回は,さらに一歩前に踏み出すため,「ICFのインクルーシブ教育推進への貢献可能性の検討」をテーマをとして,次のような内容で取り組みます. 企画者: 德永亜希雄(横浜国立大学) 司会者: 徳永亜希雄 話題提供者: 逵直美(東京都立光明学園)「同僚性を促し,チーム力を高めるICF活用の可能性」 徳永亜希雄「学校教育としての概念的枠組活用の検討」 西村修一(前・栃木県立岡本特別支援学校)「障害の人権モデルの視点から見た就学問題とICF及びAI」 指定討論者: 山元薫(静岡大学)「多様性を包摂する教育におけるICFの活用」 田中浩二(至誠館大学,のあ保育園)「ICF活用の発展におけるAIの意義と可能性」 以上です. よろしくお願いいたします. (文責 ICF-CY Japan Network 運営スタッフ代表 徳永亜希雄)