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第1回 ICF及びICF-CY活用研究協議会 報告

第1回 ICF及びICF-CY活用研究協議会 報告  昨年12月20日土曜日,東京都で開催しました協議会に約20名の方が参加し,報告や協議が行われました.以下,その報告をいたします。 1 目的 ICF及びICF-CYそのもの及びその活用等について、日頃の取り組みや関連情報を持ち寄って参加者間で共有すると共に、今後の取り組みなどについて協議を行うこと 2 日時  12月20日 土曜日 10:00~16:00 3 報告内容   基調報告① 「ICF及びICF-CYの概要及び特別支援教育における活用」                 国立特別支援教育総合研究所 徳永亜希雄   ICF及びICF-CYの概要、及び特別支援教育における活用の意義及び目的の説明後、特別支援学校におけるICF及びICF-CY活用状況に関する調査研究の他,特別支援教育実践へのICF及びICF-CY活用に関する様々な研究の成果を報告していただいた。 総合考察として、ICF及びICF-CYが子どもたちを多面的・総合的に捉え,関係者間での連携のツールとなりうることが明らかになったこと,そのための具体的なツール開発の実証結果等が報告され、今後さらに実証的検討が必要であるなどの課題なども報告された。 基調報告②「障害者政策及びICFを巡るトピック」                    日本社会事業大学 佐藤久夫 「ICF・合理的配慮について」として,A リハビリテーション研究誌の難病特集でのICF, B 国連・障害者権利委員会の一般意見第2号「アクセシビリテイ」(合理的配慮とアクセシビリテイの関係),C WHO ICF活用マニュアルよりの3つのポイントから報告をしていただいた。 A…上出杏里ら「難病と社会—-病気と共に生きられる社会へ—-」リハビリテーション研究、No.161, 2014.12, pp3-8 及び林秀明ら「(神経難病)筋萎縮性側索硬化症(ALS)のリハビリテーションを『新しいALS観』から考える」、リハビリテーション研究、No.161, 2014.12, pp26-32の図を紹介していただいた。 B…障害者権利委員会一般的意見第2号(2014年) 「第9条:アクセシビリティ」 抄 (日本語訳はDINFに紹介されている)Ⅱ.規範的内容について紹介していただいた。 C…WHO ICFユーザーズガ