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日本特殊教育学会第51回大会 自主シンポジウムの報告

2013年8月30日から9月1日に、明星大学で、日本特殊教育学会第51回大会が開催され、ICF-CY Japan Networkのメンバーが関わった自主シンポジウムが行われました。 ・テーマ「ICFと合理的配慮と特別支援教育」 ・ 企画者:齊藤博之(山形県立上山高等養護学校)、逵 直美(三重大学教育学部附属特別支援学校) ・ 司会者:徳永亜希雄(国立特別支援教育総合研究所) ・ 話題提供者:西村修一(栃木県立岡本特別支援学校おおるり分教室)、齊藤博之(山形県立上山高等養護学校)、逵 直美(三重大学教育学部附属特別支援学校) ・ 指定討論者:佐藤久夫(日本社会事業大学),春名由一郎(高齢・障害・求職者雇用支援機構 障害者職業総合センター) 自主シンポジウムの企画者 齊藤氏より   「合理的配慮。これは今後、重要なものになる!」 ある意味、直感に近い考えから、このシンポジウムを企画しました。これまで、私は、ICF及びICF-CYを活用しながら実践を重ねてきました。ICFの活用により、多くの事柄が解決されてきたことを実感しています。合理的配慮を考える上でも、これまでのICF活用の実践が、その可能性を広げることと確信しています。  合理的配慮が、これまで取り組んできたこととどう違うのか、また、合理的配慮というものが何を生み出すのか。今回のシンポジウムでは、そのきっかけを議論できたものと思います。話題提供の西村先生、指定討論の佐藤先生、春名先生、そして、貴重なご意見を提供していただいたフロアの皆様、感謝申し上げます。 自主シンポジウムの企画者 逵氏より  昨年末、ICF-CY Japan Networkのメンバーが集まったときに、次の特殊教育学会の自主シンポジウムは、「ICFと合理的配慮」をテーマにして、話し合おうということになりました。しかし、いざ準備するために関連した資料を読み出すと「特別支援教育における合理的配慮って何だろう」と悩み考えてしまいました。  今回のシンポジウムは、私たちが、ICFを活用した実践をとおして得た子どもたちの将来への可能性と同様に、基礎的環境整備と合理的配慮を、特別支援教育にどのように活かしていくのか考えるための、はじめの一歩であったと思います。  フロアには、特別支援学校以外の支援者や、ICT教育を推進されている先生方の姿もあり、今後の更なるI