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2011年の4月を迎え、ICF-CY Japan Networkとして

毎年4月には、ICF-CY Japan Network(以下、ICFCYJPN)の運営スタッフ代表がweb上で年度初めの挨拶をさせていただくことにしております。 4月に入ってだいぶ日が経ちましたが、今年はなかなか筆が進まず、この日になってしまいました。 昨年度は、特殊教育学会で自主シンポジウムを開催したり、念願だった自主研修会を開催したり、と、ICFCYJPNができること、を自分たちなりに形にしてきました。 そんな中、年度末にあのような大きなことが起こりました。 環境との相互作用で人の生活を捉える、ICFの枠組みでいうと、「e230自然災害」の甚大な影響の大きさを間のあたりにし、同じく人の生活の環境因子、それも促進因子であることを目指す我々ICFCYJPNとして、何が出来るのか、何をすべきなのか、考えこまざるを得ない機会となりました。 この文章を書いている途中で、テレビでETV特集「福祉の真価が問われている~障害者 震災1か月の記録~」が流れ、キーボードを打つ手を止め、注視してしまいました。 番組を見終えて、今すべき絶対的なことはなく、その時できること、すべきことを問い続けることではないかとあらためて感じました。 ところで、このICFCYJPNは、現在の形となった2007年5月から、2年間を一つの区切りとして活動してきました。 来月、2回目の節目を迎え、今後どのような動きをすべきなのか、あらためて考えることになっています。 今はまだ具体像をお知らせする段階にはありませんが、3/24アップの記事に書いたとおり、ICFの考え方に共鳴した仲間たちによって、こんな時だからこそ心を一つにして共に歩むという姿勢で前に進んでいくことは変わらないと思います。 今年度もどうぞよろしくお願いいたします。      ICF-CY Japan Network 運営スタッフ代表 徳永亜希雄