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12月, 2008の投稿を表示しています

情報集積グループより研究情報です

ICF-CY Japan Networkは、いくつかのグループにわかれて活動をしていますが、その中の一つに情報集積グループというのがあります。 本グループでは、主にメンバーの活動のために必要な関連情報を集積しメンバー内で共有する取組をしています。 今回は、本グループから、最近整理した情報の一部を紹介します。 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所では、ICF-CYを教育の中で活用するための研究が行われています。 その成果は冊子や各種雑誌、学会発表等で見ることができますが、同研究所のwebページからもダウンロードすることができます。 「ICF児童青年期バージョンの教育施策への活用に関する開発的研究」の成果報告書 http://www.nise.go.jp/kenshuka/josa/kankobutsu/pub_b/b-228_all.pdf 「小・中学校における特別支援教育への理解と対応の充実に向けた総合的研究」の報告書の中では、特別支援学校のセンター的機能の一環としての地域の小中学校等支援の際のICF-CY活用について述べられています。 http://www.nise.go.jp/kenshuka/josa/kankobutsu/pub-c.html の中の C-72の報告書全273頁のうち、p231~238に載っています。 興味のある方はご覧ください。 また、同研究所では、特別支援教育において、実際にどう活用していくかという研究、活用のための研修パッケージ開発研究が今年度から取り組まれています。 さて、いよいよ本格的に寒くなりますね。どなた様もご自愛のほど!

国際情報その3

ICF-CY Japan Networkは、いくつかのグループに分かれて活動していますが、その中の一つに国際交流グループというのがあります。 今回は、本グループから、ICF-CY関連の国際会議について、3つの情報提供です。 国際交流グループから、ICF-CY関連の国際会議についての情報提供 その3 2008年10月25日から31にかけて、Annual Meeting of the Network of the WHO-FIC Collaborating Centres for the Family of International Classifications という会議が、インドのデリーで開催されました。 この会議は毎年行われており、ICD(国際疾病分類)やICFなどWHO(世界保健機関)の健康関連国際分類の普及・活用・改定を話し合うもので、研究発表もなされます。各国の保健省等の担当者や民間の専門家など約150人が参加しました。 ICFについては、活用ガイドライン作成、ICF改訂手順、ICDとICFの関係、測定・統計分野での活用、教育、倫理問題、環境因子、用語検討の8つの課題グループが設けられており、メールや電話会議などでのこの1年間行ってきた検討結果を報告し、次の1年間の方針を決めました。 本会議についてサイトはこちらです。 http://www.who.int/classifications/network/meeting2008/en/index.html 以上です。 また、新たな情報が入ったらお知らせします。 では!

国際情報その2

ICF-CY Japan Networkは、いくつかのグループに分かれて活動していますが、その中の一つに国際交流グループというのがあります。 今回は、本グループから、ICF-CY関連の国際会議について、3つの情報提供です。 国際交流グループから、ICF-CY関連の国際会議についての情報提供 その2 2008年8月26日から27日にかけて、14th annual North American Collaborating Center (NACC) Conference on the International Classification of Functioning, Disability and Health (ICF)という会議がカナダのケベックシティで開催されました。 毎年行われている同会議ですが、今回はリハビリテーションインターナショナルという会議の4年に一度の総会に併せた形になり、世界各地から集まった、障害のある当事者の方も含めた、数千人規模の会場の一角で行われました。 ここでも、世界各国から集まった様々な立場、様々な角度からのICFについての研究発表が行われ、活発な議論が交わされました。 その中では、Akio Tokunaga 、Koji Tanaka、Naoko Okubo によってDevelopment of Training Materials to Utilize ICF-CY for Special Needs Education (SNE) in Japanと題した発表が行われ、日本の特別支援教育におけるICF-CY活用のための研修パッケージ開発の取組が紹介されました。 本会議についてサイトはこちらです。 http://www.cihiconferences.ca/icfconference/ 本会議の様子はこちらでも少し紹介されています。 http://yaplog.jp/icfasianetwork/archive/77

国際情報その1

ICF-CY Japan Networkは、いくつかのグループに分かれて活動していますが、その中の一つに国際交流グループというのがあります。 今回は、本グループから、ICF-CY関連の国際会議について、3つの情報提供です。 国際交流グループから、ICF-CY関連の国際会議についての情報提供 その1 2008年6月9日から19日にかけて、International Perspective in Early Childhood Intervention, using ICF-CYという会議がスウェーデンのヨーショーピンで開催されました。 ここでは子どもたちに対する社会的、心理的、さらには政策的なアプローチの知識と理解を促進するために、世界各国からたくさんの人たちが集まり、研究の発表や議論が行われました。 その中では、Akio Tokunaga, Koji Tanaka, Rune J. Simeonssonによって”Implementation and Future Efforts of ICF-CY for Special Needs Education(SNE) and ECI in Japan”と題した発表が行われ、日本における早期介入の取り組みが、教育、福祉、そして社会保障の側面から解説され、また併せて、ICF-CYを用いた実践事例が紹介されました。 本会議についてサイトはこちらです。 http://www.hlk.hj.se/doc/6756 本会議の様子はこちらでも少し紹介されています。 http://yaplog.jp/icfasianetwork/archive/76