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2月, 2009の投稿を表示しています

特別支援学校新教育課程説明会の資料にICF

特別支援学校学習指導要領等中央説明会が開催されました。 説明会では、以下の説明資料が配布されましたが、この中にICFについて触れている箇所がありました。 1点目は、総則編で、個別の教育支援計画との関係について 2点目は、自立活動編で、障害のとらえ方との関係について 「平成20年度特別支援学校新教育課程説明会(中央説明会)資料」 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/090127.htm 文科省のWebにアップされています。 上記の資料からICFについての記述を探すと, 資料1 「幼稚部,小学部・中学部総則」 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/news/090127/001.pdf ・個別の教育支援計画の作成 ・各機関との連携 に,ICFの考え方を参考にすることも有効とあります。 資料2 「小学部・中学部 各教科、道徳、外国語活動、総合的な学習の時間、特別活動、自立活動」 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/news/090127/002.pdf ・障害のとらえ方について(ICIDHからICFへの変遷) ・自立活動との関係 についての記述があります。 今後,一層 全国の特別支援学校、及び幼小中高の特別支援教育関係者に、「ICF」という言葉だけではなく,その考え方や利用方法などが広がっていくのではないでしょうか。 なお、補足ですが、高校の指導要領本体の「福祉科」の中に「国際生活機能分類」という記述が4カ所出 てきます。 「高等学校学習指導要領案」 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/news/081223/002.pdf

ICF-CYの日本語版作成が進んでいます

昨年12月に厚生労働省の「第5回社会保障審議会統計分科会生活機能分類専門委員会資料」が出されました。 http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/12/s1217-12.html この「配布資料」の中に,ICF-CYの日本語版作成の検討状況が報告されています。(資料2「生活機能分類-小児青少年版(仮称)(ICF-CY)の日本語版作成のための検討会」での検討状況について) 資料によると,いよいよ今年の3月頃には最終訳が発表されるようです。 また,この専門委員会に先立ち,ICF-CYの日本語版作成の検討会議も行われました。 議事録がありますので,専門委員会の資料と合わせてご覧ください。 「第2回生活機能分類-小児青少年(仮称)-(ICF-CY)日本語版作成のための検討会議事録」 http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/12/txt/s1210-1.txt 何度も検討を重ねてきたICF-CYの日本語版は,国内で子どもたちにかかわる多くの人に,どのように受け入れられ,影響を与えていくのでしょう。 私たちICF-CY Japan Networkもさらなる研究や実践を積み重ねて,ICF-CYの活用を考えていきたいと思います。 なお,専門委員会の「資料2」以外の資料にも貴重な情報がたくさん掲載されています。 世界的なICFの動向やICFの活用についてなど,参考になる資料が45ページにわたって掲載されていますので,必見です。