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9月, 2008の投稿を表示しています

第1回東京アスぺルガーセミナー「ICF講座」がありました

8月21日(木)に、東京都自閉症協会と世田谷区の共催でICFの学習会が行われ、ICF-CY Japan Networkのメンバーが講師をさせていただきました。 午前中は、ICFを基礎から学ぶ講演会がありました。 ICFについて、また、ICFを活用することで広がる支援の可能性について、具体的で分かりやすい内容の講演会で、あっという間の2時間でした。 午後は、3つのワークショップがありました。それぞれのワークショップでは、ケースの理解と支援について話し合うための「ICF 関連図」を策定や、連携のための話し合いにICF のコードを使う方法の紹介、ICF を活用した移行期の支援について考えるワークなどが行われました。 長時間の研修でしたが、一日を通して、ICFの基礎から活用まで、じっくりと学ぶ機会になったのではないかと思います。 講演会と分科会の内容は、以下のとおりです。 テーマ 「ICF(国際生活機能分類)って何だろう 学んでみよう、ICF 使ってみよう、ICF」 日時 2008年8月21日(木)10:00~17:00 会場 北沢タウンホール ●午前の部 10:00~12:00 講演 「どのように子供を理解し、どのように支援につなげるか~ICF活用の可能性~」 講師:齊藤博之(山形県立上山高等養護学校) ●午後の部 13:30~17:00 <ワークショップ1> 「個別の指導計画&ケース会議への応用~多職種協働も視野に入れて」 講師:大久保直子(神奈川県立金沢養護学校) <ワークショップ2> 「通常学級と通級・特別支援学級、保護者等とのスムーズな連携のために」 講師:下尾直子(日本女子大学大学院人間社会研究科社会福祉専攻博士課程) <ワークショップ3> 「ICFをベースにした移行期(進学・就職・・・)の支援」 講師::逵 直美(三重県立草の実特別支援学校)、齊藤博之

特殊教育学会シンポジウムへのお誘い!!

日本特殊教育学会第46回大会が、今年は山陰で開催されます。 ICF-CY Japan Networkのメンバーは、「ICFの学校現場への適用」を主題に、過去4年、毎年自主シンポジウムにかかわってきました。 これまで「多職種との連携を中心に」、「特別支援教育への適用の可能性」、「ICF導入の成果を問う」、「小・中学校等での活用の可能性を探る」を副題にしてきましたが、今年は、活用に至るための基礎として強く要請されている、ICF活用のための研修や理解啓発について考えるシンポジウムとなっています。 今学会に出席される皆さん!ぜひご参加のうえ、積極的なご意見をお願いします。お待ちしています。 ○自主シンポジウム45 9月21日(日) 14:50~16:50  @米子コンベンションセンター 第3会議室 (テーマ) 「ICF (国際生活機能分類)の学校現場への適用Ⅴ-活用のための研修と理解啓発について考える-」 (企画者) 徳永 亜希雄(国立特別支援教育総合研究所) 齊藤 博之(山形県立上山高等養護学校) (司会者)  齊藤 博之 (話題提供者)   徳永 亜希雄:講義形式の研修 大久保 直子(神奈川県立金沢養護学校):ワークショップ形式での研修 逵 直美(三重県立草の実特別支援学校):理解啓発の取組 下尾 直子(日本女子大学大学院):コーディングを活用した取組 (指定討論者) 田中 浩二(九州大学大学院):研修・理解啓発の有効性と妥当性 また、以下のように、本ネットワークメンバーがかかわるポスター発表もあります。ポスターの前でお待ちしていますので、ぜひ一言声をおかけください! ○ポスター発表 9月21日(日)12:30~14:30  @米子コンベンションセンター国際会議場 P5-33 徳永亜希雄・笹本健・大内進・西牧謙吾・渡邉正裕:ICF-CYの教育施策への活用に関する研究―国立特別支援教育総合研究所での研究成果からー P5-34 下尾直子:特別支援教育における「家族を背景にした子ども」 ―ICF-CYの活用を目指して― P5-35 大久保直子・徳永亜希雄・田中浩二: 研修ツールとしての「ICF関連図」作成手順例作成の試み~「ICF関連図」を活用したワークショップ形式の研修への参加者アンケートの分析を通して~