スキップしてメイン コンテンツに移動

大阪府養護教育研究会秋季教育講演会のお知らせ

「ICF(国際生活機能分類)の概要と教育への活用の実際」をテーマに大阪府養護教育研究会秋季教育講演会が開催されます。

基調講演及び分科会での講話やワークショップを通して、ICFの全体像とICFの教育への実際を実感していただける研修会です。講師は、ICF-CY Japan Networkのメンバーです。お近くの方はぜひご参加ください。日程は以下の通りです。(敬称略)。

大阪府養護教育研究会秋季教育講演会

テーマ 「ICF(国際生活機能分類)の概要と教育への活用の実際」

日時   平成19年10月6日(土)10:00~16:30
基調講演 10:00~12:00
分科会  13:30~16:30
会場   高槻現代劇場 高槻市野見町2-33
     阪急京都線「高槻市」駅南へ500m
     JR東海道本線「高槻」駅南へ1km

○基調講演「ICF(国際生活機能分類)の概要と教育への活用動向」

講師 徳永亜希雄 (独立行政法人国立特別支援教育総合研究所)
場所 高槻現代劇場文化ホール レセプションルーム(3F)
概要 ICFの全体像を概観し、教育での活用、特に特別支援教育を中心とした活用動向について紹介し、今後の取り組みの方向性について述べる。

○分科会

第1分科会「子ども理解のためのICF」

講師 高山恵子 (NPO法人えじそんくらぶ)
大久保直子(筑波大学附属久里浜特別支援学校)
場所 高槻現代劇場文化ホール 展示室(2F)
概要 子ども理解に視点をおき、必要な支援や適切な指導を行うためのもととなる子どもの状態像について、ICFを使って理解するための講話とワークを行う。

第2分科会「特別支援学校のセンター的機能発揮のためのICF」

─ ICF関連図を使ってみよう ─
講師  齊藤博之(山形県立上山高等養護学校)
逵直美 (三重県立草の実特別支援学校)
宮岸尚平(北海道函館養護学校) 
場所  高槻現代劇場市民会館 305号室(3F)
概要  特別支援学校のセンター的機能に視点をおき、特別支援教育コーディネーターによる多職種間連携や地域支援等の取り組みの中でのICF活用実践例の報告とICF関連図作成ワークを行う。

第3分科会「ICFと評価」

─指導前後の評価や本人・家族・多職種間連携のために─
講師  徳永亜希雄(独立行政法人国立特別支援教育総合研究所)
下尾直子(日本女子大学大学院)
場所  高槻現代劇場市民会館207号室(2F)
概要  ICFの評価機能の活用に視点をおき、ICFの項目の評価点を用いた指導前後の評価や、あらゆる利用者間の共通言語としての活用について紹介し、実際の活用に向けたワークを行う。

★参加費無料です。お申し込み方法、その他の詳細な情報は以下をご参照ください。http://fuyouken.visithp.jp/kenkyukai/icf07.htm

皆さんと会場でお会いできること楽しみにしています。

コメント

このブログの人気の投稿

ICFシンポ&ポスター発表@特殊教育学会 今年は@博多です!

今回は,日本特殊教育学会の案内です.  昨年は,は8月下旬に開催されましたが,今年は9月初旬に開催されます.  会場は,福岡市の福岡国際会議場,会期は,9月6日(金)~9月8日(日)です.  事前視聴動画等はない,久々の対面のみの実施となっています. 本シンポも,昨年度は趣旨説明や話題提供は動画視聴で行い,会場では,指定討論から開始しましたが,今年は,すべて会場で行います.  これまで,教育の文脈でICFの活用に関して検討してきた,私たちの自主シンポジウムについて,あらためて論点を整理し直し,今年はテーマを「共通言語としてのICF活用の再考」として,原点に戻るような議論を交わすことにしました.  詳細は以下の通りです.  自主シンポジウム S4-4 「共通言語としてのICF活用の再考」 9月27日(土)12:30~14:30 ※現在のところ,会場は未定 企画者: 德永亜希雄(横浜国立大学) 司会者: 徳永亜希雄 話題提供者:  徳永亜希雄「就学前から就学後への接続における分類項目活用の試み」 逵直美(東京都立光明学園)「若手教員育成におけるICF活用」 西村修一(前・栃木県立岡本特別支援学校)「共通言語としてのICFとICFコアセットの実践活用」  指定討論者:  山元薫(静岡大学)「学校教育の立場から」  田中浩二(至誠館大学,のあ保育園)「就学前教育・保育の立場から」    加えて,今年も,以下のとおり,ポスター発表を行います. 昨年度の続きである,概念ベースではない,項目ベースでの活用の取り組みです.  P2-62「子どもの育ちを切れ目なく支える個別の教育支援計画へのICF分類項目実装化に関する実証」(德永亜希雄,田中浩二) 9月6日(金)15:30~17:30    ぜひ,論文集でのご確認をいただき,当日参加される方は.会場でも!  プログラムの詳細はまだオープンになっていませんが,今大会の全体像は,以下をご覧下さい.  https://www.jase.jp/taikai62/  (文責 ICF-CY Japan Network 運営スタッフ代表 徳永亜希雄) 

2025年もよろしくお願いいたします

2025年となりました. 2024年もお世話になり,ありがとうございました. 2024年は,元旦から能登半島地震がある等,たいへんな年でしたが,皆様はいかがでしたでしょうか. ICFCYJPNといたしましては,次のような取組みをしました. 1月は,多様な教育的ニーズのある子どもたちの支援のための多職種間連携におけるICF活用研究会との連携のもと,対面とオンラインでの勉強会を行いました(話題提供:徳永亜希雄・西村修一). 9月は,特殊教育学会での自主シンポジウム 「共通言語としてのICF活用の再考」に参画しました(司会:徳永亜希雄,話題提供者:徳永亜希雄・逵直美・西村修一,指定討論:山元薫・田中浩二). 久しぶりの対面のみでの大会で,たいへん盛り上がりました. また,「子どもの育ちを切れ目なく支える個別の教育支援計画へのICF分類項目実装化に関する実証」と題して,ポスター発表も行いました(德永亜希雄,田中浩二). 2025年もいろいろな取組をする予定です.どうぞよろしくお願いいたします. 今年が皆様にとって良き年となることを願っております. (文責 ICF-CY Japan Network 運営スタッフ代表 徳永亜希雄)