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高山恵子氏をお招きして、研修会を行ないました。

12月も半ばにさしかかり、本格的に寒くなってきましたね。 ICF-CY Japan Netwotkでは、8月に、NPO法人えじそんクラブ代表の高山恵子氏をお招きして、研修会を行ないました。 テーマは、「発達障害のある親子の自己実現の支援」〜ICFモデルの理念を活用した挫折をいかすヒント〜 始めに、発達障害のある人の自己実現とは、支援や合理的配慮を受けながら、自分らしさを生かして社会貢献すること。また、挫折した後の成功の快感を増やすことが大切というお話がありました。そして、ICFモデルの理念を、お子さんの実行機能やゲーム依存症への対応、セルフエスティームを高めるための方法などと関連付けながら、具体的にわかりやすくお話をしていただきました。 どの事例も興味深く、2時間があっという間でした。 事後のアンケートでは、ICFについてよく知っている方、ICFをまだよく知らないという方双方から、貴重な学びの機会になったというご意見をいただきました。 令和6年4月1日からは、事業所における合理的配慮の提供が、努力義務から義務化に変更となります。今後も、多くの方が、ICFモデルの理念や内容、活用方法などを学び、適正な合理的配慮が推進されることを願っています。 (文責 ICF-CY Japan Network 大久保直子)

祝!20回記念のICFシンポ&ポスター発表@特殊教育学会の報告です(その5)

今回は,フロアを交えた議論,その後の議論,そしてポスター発表の様子について報告します! 〇フロア交えて協議 1)Aさん, ・ICFとICTの活用の取り組みを進めてきた.同じ活用でも,ICTだと主語が子供になるが,ICFだと支援者になるところが不思議である. 2)Bさん  比較的古くから,ICFの活用に取り組んできた.以前は特別支援学校に在職していたが,現在は福祉分野での仕事.福祉分野では,ICF そのものを知らない人はいないので,研修で扱うことも必要がない.現職でも使えるも,と感じた. 3)(終了後,直接企画者へ)元特別支援学校等の校長のCさん ・共通言語になる前には,その前のプロセスとして 葛藤の段階があり,それを通り過ぎないと有用な共通言語にはなりえない. 〇シンポジウム全体を振り返って ・前回大会は,天候不順等で全員が集合できなかったが,今回大会はコロナ禍以降,久々に対面でじっくり話ができてよかった. ・インクルーシブ教育の文脈での活用だからこそ,従来の特別支援教育ではない領域への理解啓発ツールにより重点を置く必要があると感じまた. ・ICF活用のあらたな可能性をあらためて感じた.それぞれの課題を整理しつつ,さらに江検討を進めていきたい. 〇ポスター発表 自主シンポジウムの前日,以下のポスター発表を行いました. 「子どもの育ちを切れ目なく支えるICFを活用した共通情報シート開発に向けた基礎的研究」 德永亜希雄(横浜国立大学),田中浩二(至誠館大学) ・本研究は,子どもの育ちを切れ目なく支えるICFを活用した共通情報シート開発に向けた基礎的な知見を得るため,特別支援学校の実際の個別の教育支援計画への実装に向け,適切と思われるICFの項目を抽出することを目的としたもの. ・その結果,d130 模倣」他17項目が抽出され,今後の実装に向けた方向性が報告された. ・発表には,参観者が,こちらも切れ目なく訪れ,活発な質疑応答,議論が交わされた.参観者は,就学前にかかわる,切実な課題意識をもつ関係者が多く,今後の活用を期待する思いや実装を通した実証,実用化の必要性が感じられた. 以上が,2023年度の特殊教育学会での自主シンポ及びポスター発表の様子の報告でした. 御覧いただき,ありがとうございました. 次回は,自主研修会の様子を報告します.お楽しみに!. (文責 ICF-