「平成21年度特別支援学校新教育課程説明会(中央説明会)資料」が発表されました。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/1282103.htm
第8節教育課程の編成・実施に当たって配慮すべき事項
5 教育課程の実施等に当たって配慮すべき事項
(16)家庭,児童福祉施設,医療機関等との連携
にICFについての記述があります。
<同資料からの引用>
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また,個々の教育的ニーズに応じて連携協力する相手や内容・方法等を工夫することが大切である。その際,関係者間で個々の生徒の実態等を的確に把握したり,共通に理解したりできるようにするため,国際生活機能分類(ICF)の考え方を参考とすることも有効である。
ICFの考え方については,特別支援学校学習指導要領解説 自立活動編 で解説しているので,参照されたい。
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ICFは,多職種(いろいろな機関や人)との連携に有効な考え方やツールとして利用が可能です。
ICF-CY Japan Networkでも,連携での利用について研究や実践を行ってきましたが,さらに有効な手立てとなるよう,皆さまからご意見をいただきながら取り組んでいきたいと思います。
(ICF-CY Japan Network e-Angelグループ 富山比呂志)
不順な天候が続いていますが,いかがお過ごしでしょうか. 今回は,日本特殊教育学会の案内その1です. 今年は,茨城県水戸市の水戸市民会館で,9月13日(土)~9月15日(月)に開催されます. 今年も,事前視聴動画等はなく,対面のみの実施となっています. まだ日程は決まってませんが,応募していたシンポジウムとポスターが大会事務局に受理されましたので,先にお知らせします. 前回大会では,「共通言語としてのICF活用の再考」と題して,原点に戻るような議論を交わすことができました. 今回は,さらに一歩前に踏み出すため,テーマを「ICF活用の『不易と流行』を考える」として,次のような内容で取り組みます. キーワードは,ICF・特別支援教育・AIです. 企画者: 德永亜希雄(横浜国立大学) 司会者: 徳永亜希雄 話題提供者: 逵直美(東京都立光明学園)「若手育成と ICF活用の検討」 徳永亜希雄「ICF概念モデルをベースにした教育モデルの検討」 西村修一(前・栃木県立岡本特別支援学校)「ICFコアセットの評価におけるAI活用の試み」 富山比呂志(茨城県立結城特別支援学校)「AIによるICF活用の検討」 指定討論者: 山元薫(静岡大学)「子ども理解としてのICF活用の意義」 田中浩二(至誠館大学,のあ保育園)「ICF活用の発展におけるAIの意義と可能性」 加えて,今年も,以下のとおり,ポスター発表も行います. こちらも一歩踏み込んだ取り組みです. 「ICFコアセット作成のための生成AI活用の可能性~就学前後の継続的支援のために抽出した項目をもとに~」(德永亜希雄,田中浩二) 今回は以上です. また日程が分かったらお知らせします. よろしくお願いいたします. (文責 ICF-CY Japan Network 運営スタッフ代表 徳永亜希雄)
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