「平成21年度特別支援学校新教育課程説明会(中央説明会)資料」が発表されました。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/1282103.htm
第8節教育課程の編成・実施に当たって配慮すべき事項
5 教育課程の実施等に当たって配慮すべき事項
(16)家庭,児童福祉施設,医療機関等との連携
にICFについての記述があります。
<同資料からの引用>
・・・・・
また,個々の教育的ニーズに応じて連携協力する相手や内容・方法等を工夫することが大切である。その際,関係者間で個々の生徒の実態等を的確に把握したり,共通に理解したりできるようにするため,国際生活機能分類(ICF)の考え方を参考とすることも有効である。
ICFの考え方については,特別支援学校学習指導要領解説 自立活動編 で解説しているので,参照されたい。
・・・・・
ICFは,多職種(いろいろな機関や人)との連携に有効な考え方やツールとして利用が可能です。
ICF-CY Japan Networkでも,連携での利用について研究や実践を行ってきましたが,さらに有効な手立てとなるよう,皆さまからご意見をいただきながら取り組んでいきたいと思います。
(ICF-CY Japan Network e-Angelグループ 富山比呂志)
今回は,日本特殊教育学会の案内です. 昨年は,は8月下旬に開催されましたが,今年は9月初旬に開催されます. 会場は,福岡市の福岡国際会議場,会期は,9月6日(金)~9月8日(日)です. 事前視聴動画等はない,久々の対面のみの実施となっています. 本シンポも,昨年度は趣旨説明や話題提供は動画視聴で行い,会場では,指定討論から開始しましたが,今年は,すべて会場で行います. これまで,教育の文脈でICFの活用に関して検討してきた,私たちの自主シンポジウムについて,あらためて論点を整理し直し,今年はテーマを「共通言語としてのICF活用の再考」として,原点に戻るような議論を交わすことにしました. 詳細は以下の通りです. 自主シンポジウム S4-4 「共通言語としてのICF活用の再考」 9月27日(土)12:30~14:30 ※現在のところ,会場は未定 企画者: 德永亜希雄(横浜国立大学) 司会者: 徳永亜希雄 話題提供者: 徳永亜希雄「就学前から就学後への接続における分類項目活用の試み」 逵直美(東京都立光明学園)「若手教員育成におけるICF活用」 西村修一(前・栃木県立岡本特別支援学校)「共通言語としてのICFとICFコアセットの実践活用」 指定討論者: 山元薫(静岡大学)「学校教育の立場から」 田中浩二(至誠館大学,のあ保育園)「就学前教育・保育の立場から」 加えて,今年も,以下のとおり,ポスター発表を行います. 昨年度の続きである,概念ベースではない,項目ベースでの活用の取り組みです. P2-62「子どもの育ちを切れ目なく支える個別の教育支援計画へのICF分類項目実装化に関する実証」(德永亜希雄,田中浩二) 9月6日(金)15:30~17:30 ぜひ,論文集でのご確認をいただき,当日参加される方は.会場でも! プログラムの詳細はまだオープンになっていませんが,今大会の全体像は,以下をご覧下さい. https://www.jase.jp/taikai62/ (文責 ICF-CY Japan Network 運営スタッフ代表 徳永亜希雄)
コメント
コメントを投稿