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特殊教育学会シンポジウム 今年もお待ちしております!

日本特殊教育学会第48回大会が、今年は長崎大学で行われます。

今年も、ICF-CY Japan Networkや情報交換メーリングリストのメンバーがかかわる、シンポジウムやポスター発表、口頭発表が、3日間にわたって行われます。

「ICFの学校現場への適用」を主題に行われてきた、自主シンポジウムは、今年で7年目を迎えました。
これまで、「多職種との連携を中心に」、「特別支援教育への適用の可能性」、「ICF導入の成果を問う」、「小・中学校等での活用の可能性を探る」「活用のための研修と理解啓発について考える」、「あらためて、特別支援教育におけるICF-CYの活用の背景に迫る」にそれぞれ焦点を当ててきましたが、今年は、“ICF活用の実際・「子ども理解」で活用する”をテーマに、シンポジウムを行ないます。

そして,今年も、準備委員会企画シンポジウムに、ICF-CY Japan Networkのメンバーが参加します。
以下に今回の学会での関係者によるシンポジウムや発表の
概要と、併せて各タイトルや時間等を整理してみました。

少々長いですが、ぜひご確認ください。

学会に出席される皆さん!ぜひご参加のうえ、積極的なご意見をお願いします。お待ちしています。

* 9月18日(土)
<準備委員会企画シンポジウム1> 15:30〜17:30 201教室
・テーマ「特別支援教育におけるICF活用の前提」

・企画者
 鈴木保巳(長崎大学 教育学部)
 吉川一義(金沢大学 人間社会研究域 学校教育系)
・司会者
 吉川一義(金沢大学 人間社会研究域 学校教育系)
 大川弥生(国立長寿医療センター研究所 生活機能賦活研究部)
・話題提供者
 徳永亜希雄(国立特別支援教育総合研究所 企画部)
 内藤 寿子(仙台市発達相談支援センター)
 矢本  聡(仙台市発達相談支援センター)
 河合 隆平(金沢大学 人間社会研究域 学校教育系)
・指定討論者
 茂木 俊彦(桜美林大学 健康福祉学群)

 
<口頭発表>障害一般Ⅰ・その他 16:30 ~ 18:30 103教室
 O3-4 ICF 及びICF-CY の活用におけるキャリア教育のあり方

 ― 子どもたちの自己実現と社会参加を目指して ―
 逵 直美(三重大学教育学部附属特別支援学校)

* 9月19日(日)
<自主シンポジウム33>  13:30~15:30 43番講義室
・テーマ「ICFの学校現場への適用 Ⅶ」
  ― ICF 活用の実際・「子ども理解」で活用する ―

・企画者
 齊藤 博之(山形県立上山高等養護学校)
 逵  直美(三重大学教育学部附属特別支援学校)
・司 会 者
 齊藤 博之(山形県立上山高等養護学校)
・話題提供者
 齊藤 博之(山形県立上山高等養護学校)
 下尾 直子(日本女子大学)
 逵  直美(三重大学教育学部附属特別支援学校)
・指定討論者
 堺   裕(帝京大学福岡医療技術学部)
 徳永亜希雄(国立特別支援教育総合研究所)

<ポスター発表4> 17:00~19:00 SCS(教育工学実験教室)
 P4-24 ICFの考え方を活用した個別の指導計画作成と授業改善

 ― 静岡県立御殿場特別支援学校の取組 ―
 山元  薫(静岡大学大学院教育学研究科・御殿場特別支援学校)
 清水 笛子(静岡大学教育学部)
 香野  毅(静岡大学教育学部)

* 9月20日(月)
<ポスター発表5> 10:30~12:30 SCS(教育工学実験教室)
 P5-77 ICF-CYチェックリスト開発の試み
 ― 個々の「学習上又は生活上の困難」を把握するために ―

 徳永亜希雄(国立特別支援教育総合研究所)
 小林 幸子(静岡県立中央特別支援学校)
 田中 浩二(のあ保育園)
 大関  毅(茨城県立協和養護学校)
 川口ときわ(静岡県立中央特別支援学校)
 二階堂 悟(秋田県立秋田きらり支援学校)
 溝端 英二(和歌山県立紀伊コスモス支援学校/国立特別支援教育総合
       研究所)
 松村 勘由(国立特別支援教育総合研究所)
 加福千佳子(青森県立弘前第一養護学校)

<口頭発表>知的障害Ⅱ 15:00 ~ 16:15 104教室
 O12-4 知的障害のある子の母親が卒後に振り返る「学校時代」
 ― ICF-CY で分類した母親のフォーカスグループディスカッションデータ
  から ―

 下尾 直子( 日本女子大学人間社会学部社会福祉学科)

この他にも、ICFに関する発表が多数行なわれます。
会場のあちこちで、ICFの活用に関して活発な意見交換ができそうで、楽しみですね。
それでは皆様、会場でお会いしましょう。

(ICF-CY Japan Network 理解啓発グループ 大久保直子)

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