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日本特殊教育学会 自主シンポジウムのご案内!

ICF-CY Japan Networkでは、日本特殊教育学会第50回大会において、『本人参画によるキャリア発達支援を目指したICFの活用』をテーマに自主シンポジウムを開催いたします。

ICF-CY Japan Network のメンバーが関わったこれまでのシンポジウムでは「多職種との連携を中心に」、「特別支援教育への適用の可能性」、「ICF導入の成果を問う」、「小・中学校等での活用の可能性を探る」「活用のための研修と理解啓発について考える」、「あらためて、特別支援教育におけるICF-CYの活用の背景に迫る」、「ICF活用の実際・”子ども理解”で活用する」 「特別支援教育におけるICF/ICF-CY活用を支える手立ての検討」をテーマに議論を深めてまいりました。

そして、今年は「本人参画」がキーワード。児童生徒の自立と社会参加を目指すにあたって、キャリア発達を支援する視点は重要かつ不可欠なものです。特に、本人が主体的に課題を把握し、その解決を図ろうとするプロセスを支援することは、社会参加をより望ましい姿で実現するための自己決定を導くことができると考えます。今回は、本人参画によるICF活用の実践報告を通してキャリア発達支援を目指すICF活用の可能性について協議したいと思います。多くの方のご参加をお待ちしております。また、ほかにもICF-CY Japan Networkのメンバーが関わる発表もあります。ICF/ICF-CYの活用を通じ、子どもたちが社会参加を実現していくプロセスを共に考えていきましょう!

自主シンポジウム81
9月30日(日) 13:00~14:30 「つくば国際会議場」会議室405A
「本人参画によるキャリア発達支援を目指したICFの活用」
企 画 者:齊藤 博之(山形県立上山高等養護学校)・徳永亜希雄(国立特別支援教育総合研究所)
司 会 者:徳永亜希雄(国立特別支援教育総合研究所)
話題提供者:齊藤 博之(山形県立上山高等養護学校)・川口ときわ(東京都立墨東特別支援学校/前静岡県立中央特別支援学校)・逵 直美(三重大学教育学部附属特別支援学校)
指定討論者:菊地 一文(国立特別支援教育総合研究所)・大関  毅(茨城県立境特別支援学校)

ポスター発表
9月29日(土) 13:30~15:30 つくばカピオ アリーナ P3-O-6
「キャリア発達を支援するツールとしてのICF の活用」 三重大学教育学部附属特別支援学校
教諭 逵 直美

ポスター発表
9月30日(日) 10:45~12:45 つくばカピオ アリーナ
P4-N-4  特別支援教育におけるICF/ICF-CY活用を支援するツールの検討  -
「特別支援教育においてICF 又はICF-CY の活用を検討している学校等のための活用手順(試案)」を中心に-
徳永亜希雄(国立特別支援教育総合研究所)・松村 勘由(国立特別支援教育総合研究所)・金子 健(国立特別支援教育総合研究所)・ 菊地 一文(国立特別支援教育総合研究所)・ 溝端 英二(和歌山県立紀伊コスモス支援学校)

日本特殊教育学会第50回大会については下記のURLでご確認ください

http://www.jase.jp/taikai50/index.html

(理解啓発グループ 逵 直美)

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ICFシンポ&ポスター発表@特殊教育学会 今年は@博多です!

今回は,日本特殊教育学会の案内です.  昨年は,は8月下旬に開催されましたが,今年は9月初旬に開催されます.  会場は,福岡市の福岡国際会議場,会期は,9月6日(金)~9月8日(日)です.  事前視聴動画等はない,久々の対面のみの実施となっています. 本シンポも,昨年度は趣旨説明や話題提供は動画視聴で行い,会場では,指定討論から開始しましたが,今年は,すべて会場で行います.  これまで,教育の文脈でICFの活用に関して検討してきた,私たちの自主シンポジウムについて,あらためて論点を整理し直し,今年はテーマを「共通言語としてのICF活用の再考」として,原点に戻るような議論を交わすことにしました.  詳細は以下の通りです.  自主シンポジウム S4-4 「共通言語としてのICF活用の再考」 9月27日(土)12:30~14:30 ※現在のところ,会場は未定 企画者: 德永亜希雄(横浜国立大学) 司会者: 徳永亜希雄 話題提供者:  徳永亜希雄「就学前から就学後への接続における分類項目活用の試み」 逵直美(東京都立光明学園)「若手教員育成におけるICF活用」 西村修一(前・栃木県立岡本特別支援学校)「共通言語としてのICFとICFコアセットの実践活用」  指定討論者:  山元薫(静岡大学)「学校教育の立場から」  田中浩二(至誠館大学,のあ保育園)「就学前教育・保育の立場から」    加えて,今年も,以下のとおり,ポスター発表を行います. 昨年度の続きである,概念ベースではない,項目ベースでの活用の取り組みです.  P2-62「子どもの育ちを切れ目なく支える個別の教育支援計画へのICF分類項目実装化に関する実証」(德永亜希雄,田中浩二) 9月6日(金)15:30~17:30    ぜひ,論文集でのご確認をいただき,当日参加される方は.会場でも!  プログラムの詳細はまだオープンになっていませんが,今大会の全体像は,以下をご覧下さい.  https://www.jase.jp/taikai62/  (文責 ICF-CY Japan Network 運営スタッフ代表 徳永亜希雄) 

2025年もよろしくお願いいたします

2025年となりました. 2024年もお世話になり,ありがとうございました. 2024年は,元旦から能登半島地震がある等,たいへんな年でしたが,皆様はいかがでしたでしょうか. ICFCYJPNといたしましては,次のような取組みをしました. 1月は,多様な教育的ニーズのある子どもたちの支援のための多職種間連携におけるICF活用研究会との連携のもと,対面とオンラインでの勉強会を行いました(話題提供:徳永亜希雄・西村修一). 9月は,特殊教育学会での自主シンポジウム 「共通言語としてのICF活用の再考」に参画しました(司会:徳永亜希雄,話題提供者:徳永亜希雄・逵直美・西村修一,指定討論:山元薫・田中浩二). 久しぶりの対面のみでの大会で,たいへん盛り上がりました. また,「子どもの育ちを切れ目なく支える個別の教育支援計画へのICF分類項目実装化に関する実証」と題して,ポスター発表も行いました(德永亜希雄,田中浩二). 2025年もいろいろな取組をする予定です.どうぞよろしくお願いいたします. 今年が皆様にとって良き年となることを願っております. (文責 ICF-CY Japan Network 運営スタッフ代表 徳永亜希雄)