スキップしてメイン コンテンツに移動

祝!20回記念のICFシンポ&ポスター発表@特殊教育学会の報告です(その1)

暑すぎた夏が過ぎ,一気に秋がやってきましたが,皆様,いかがお過ごしでしょうか.
例年9月に開催されてきた特殊教育学会が,今年は8月に熱く開催されました.
横浜市の横浜国立大学が会場でした.

シンポジウム等の報告の前に,大会事務局の一人として,暑い中,小高い丘の上にある本学にお越しいただいた方,オンデマンドでご参加いただいた方等,すべての関係の皆様に心より御礼を申し上げます.
皆様のおかげで,無事に開催・終了することができたことをたいへんありがたく感じております.

さて,今回から,5回にわたり,自主シンポジウム及びポスター発表の様子について報告します.
今回は,自主シンポジウムの概要について報告します.

「インクルーシブ教育とICF(3)」と題した私たちの自主シンポジウムは,最終日8月27日(月)の最後の時間帯でしたが,多くの方にご参加をいただきました.
事前の動画視聴も含め,ありがとうございました.
関係者と役割,テーマ等は以下の通りでした.

企画者・司会者 徳永亜希雄 (横浜国立大学)
話題提供者 徳永亜希雄(同)「20年間の取り組みを踏まえて」
齊藤博之(山形県立ゆきわり養護学校)「自立活動に関する諸課題」
逵 直美 (東京都立光明学園)「学校におけるICF活用の再確認」
指定討論者 山元 薫 (静岡大学)「これからの時代のICF活用」
田中浩二 (至誠館大学,のあ保育園)「今後のICF活用の可能性と展望」

当日は,事前に配信済みの話題提供及び指定討論の補足説明から始め,指定討論と話題提供者との質疑応答,続いてフロアも交えた討論を行いました.
その具体的内容については,次回報告いたします.
〈以上 運営スタッフ代表 徳永)

コメント

このブログの人気の投稿

ICFシンポ&ポスター発表@特殊教育学会 今年は@博多です!

今回は,日本特殊教育学会の案内です.  昨年は,は8月下旬に開催されましたが,今年は9月初旬に開催されます.  会場は,福岡市の福岡国際会議場,会期は,9月6日(金)~9月8日(日)です.  事前視聴動画等はない,久々の対面のみの実施となっています. 本シンポも,昨年度は趣旨説明や話題提供は動画視聴で行い,会場では,指定討論から開始しましたが,今年は,すべて会場で行います.  これまで,教育の文脈でICFの活用に関して検討してきた,私たちの自主シンポジウムについて,あらためて論点を整理し直し,今年はテーマを「共通言語としてのICF活用の再考」として,原点に戻るような議論を交わすことにしました.  詳細は以下の通りです.  自主シンポジウム S4-4 「共通言語としてのICF活用の再考」 9月27日(土)12:30~14:30 ※現在のところ,会場は未定 企画者: 德永亜希雄(横浜国立大学) 司会者: 徳永亜希雄 話題提供者:  徳永亜希雄「就学前から就学後への接続における分類項目活用の試み」 逵直美(東京都立光明学園)「若手教員育成におけるICF活用」 西村修一(前・栃木県立岡本特別支援学校)「共通言語としてのICFとICFコアセットの実践活用」  指定討論者:  山元薫(静岡大学)「学校教育の立場から」  田中浩二(至誠館大学,のあ保育園)「就学前教育・保育の立場から」    加えて,今年も,以下のとおり,ポスター発表を行います. 昨年度の続きである,概念ベースではない,項目ベースでの活用の取り組みです.  P2-62「子どもの育ちを切れ目なく支える個別の教育支援計画へのICF分類項目実装化に関する実証」(德永亜希雄,田中浩二) 9月6日(金)15:30~17:30    ぜひ,論文集でのご確認をいただき,当日参加される方は.会場でも!  プログラムの詳細はまだオープンになっていませんが,今大会の全体像は,以下をご覧下さい.  https://www.jase.jp/taikai62/  (文責 ICF-CY Japan Network 運営スタッフ代表 徳永亜希雄) 

2025年もよろしくお願いいたします

2025年となりました. 2024年もお世話になり,ありがとうございました. 2024年は,元旦から能登半島地震がある等,たいへんな年でしたが,皆様はいかがでしたでしょうか. ICFCYJPNといたしましては,次のような取組みをしました. 1月は,多様な教育的ニーズのある子どもたちの支援のための多職種間連携におけるICF活用研究会との連携のもと,対面とオンラインでの勉強会を行いました(話題提供:徳永亜希雄・西村修一). 9月は,特殊教育学会での自主シンポジウム 「共通言語としてのICF活用の再考」に参画しました(司会:徳永亜希雄,話題提供者:徳永亜希雄・逵直美・西村修一,指定討論:山元薫・田中浩二). 久しぶりの対面のみでの大会で,たいへん盛り上がりました. また,「子どもの育ちを切れ目なく支える個別の教育支援計画へのICF分類項目実装化に関する実証」と題して,ポスター発表も行いました(德永亜希雄,田中浩二). 2025年もいろいろな取組をする予定です.どうぞよろしくお願いいたします. 今年が皆様にとって良き年となることを願っております. (文責 ICF-CY Japan Network 運営スタッフ代表 徳永亜希雄)