12月も半ばにさしかかり、本格的に寒くなってきましたね。
ICF-CY Japan Netwotkでは、8月に、NPO法人えじそんクラブ代表の高山恵子氏をお招きして、研修会を行ないました。
テーマは、「発達障害のある親子の自己実現の支援」〜ICFモデルの理念を活用した挫折をいかすヒント〜
始めに、発達障害のある人の自己実現とは、支援や合理的配慮を受けながら、自分らしさを生かして社会貢献すること。また、挫折した後の成功の快感を増やすことが大切というお話がありました。そして、ICFモデルの理念を、お子さんの実行機能やゲーム依存症への対応、セルフエスティームを高めるための方法などと関連付けながら、具体的にわかりやすくお話をしていただきました。
どの事例も興味深く、2時間があっという間でした。
事後のアンケートでは、ICFについてよく知っている方、ICFをまだよく知らないという方双方から、貴重な学びの機会になったというご意見をいただきました。
令和6年4月1日からは、事業所における合理的配慮の提供が、努力義務から義務化に変更となります。今後も、多くの方が、ICFモデルの理念や内容、活用方法などを学び、適正な合理的配慮が推進されることを願っています。
(文責 ICF-CY Japan Network 大久保直子)
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