スキップしてメイン コンテンツに移動

新年のご挨拶&ICF関連セミナーのご案内

2013年になりました。
旧年中は、ICF-CY Japan Networkの諸活動に対してご理解・ご協力をいただき、ありがとうございました。
今年も、ICFやICF-CY、子ども等をキーワードにして、真摯に、且つ熱く、取り組んでいきたいとメンバーと話しております。
どうぞよろしくお願いいたします。

さて、今年1月に開催されるICF関連セミナーについて紹介いたします。

国立特別支援教育総合研究所セミナーの分科会の一つとして、以下の要領にて「障害のある子どもの理解と指導及び支援の充実のためのICF(国際生活機能分類)の活用」が開催されます。(申込〆切 1月10日(木)※期限が迫ってのご案内で申し訳ありません。)

○開催日程
2013年1月29日(火)・30日(水)
同分科会は、2日目の13:30~16:00

○開催場所
国立オリンピック記念青少年総合センター
〒151-0052 東京都渋谷区代々木神園町3-1

○セミナー全体のテーマと主な構成
「特別支援教育の現状と課題-共生社会の形成に向けた特別支援教育を考える-」
1日目 行政説明、シンポジウム
2日目 研究・トピック紹介、ポスター発表、研究成果報告

○ICF関連分科会について
<テーマ>
障害のある子どもの理解と指導及び支援の充実のためのICF(国際生活機能分類)の活用

<趣旨>
特別支援学校の学習指導要領等の解説では、WHO(世界保健機関)のICF(国際生活機能分類)の考え方を踏まえた指導や必要な支援、及び関係者間での適確な実態把握や共通理解での活用等、様々なICFの活用について述べられました。
本分科会では、まず、ICF及びその児童版であるICF-CYの考え方を実践につなげていくための活用支援ツールの実証や、様々な障害種や学校種での活用等について検討した研究の成果を報告し、その中で、検証を行った活用支援ツールについても紹介します。
続いて、特別支援学校及び小学校における活用実践を報告し、それらを基に子どもの理解と指導及び支援の充実のためのICF及びICF-CYの活用の在り方について協議を行います。

<主な構成と報告者等(敬称略)>
研究報告 
德永亜希雄、金子健、松村勘由(国立特別支援教育総合研究所)
実践報告
小林幸子(静岡県立富士特別支援学校 教諭)
溝端英二(和歌山県立紀伊コスモス支援学校 教諭)
石川 誠(静岡市立番町小学校 教諭)
指定討論  
山元薫(静岡県総合教育センター 指導主事)
丹羽登(文部科学省初等中等教育局特別支援教育課 特別支援教育調査官)

申込方法等、詳細は以下の頁をご覧下さい。
http://www.nise.go.jp/cms/9,7570,22,119.html

(ICF-CY Japan Network運営スタッフ代表 徳永亜希雄)

コメント

このブログの人気の投稿

ICFシンポ&ポスター発表@特殊教育学会 今年は@博多です!

今回は,日本特殊教育学会の案内です.  昨年は,は8月下旬に開催されましたが,今年は9月初旬に開催されます.  会場は,福岡市の福岡国際会議場,会期は,9月6日(金)~9月8日(日)です.  事前視聴動画等はない,久々の対面のみの実施となっています. 本シンポも,昨年度は趣旨説明や話題提供は動画視聴で行い,会場では,指定討論から開始しましたが,今年は,すべて会場で行います.  これまで,教育の文脈でICFの活用に関して検討してきた,私たちの自主シンポジウムについて,あらためて論点を整理し直し,今年はテーマを「共通言語としてのICF活用の再考」として,原点に戻るような議論を交わすことにしました.  詳細は以下の通りです.  自主シンポジウム S4-4 「共通言語としてのICF活用の再考」 9月27日(土)12:30~14:30 ※現在のところ,会場は未定 企画者: 德永亜希雄(横浜国立大学) 司会者: 徳永亜希雄 話題提供者:  徳永亜希雄「就学前から就学後への接続における分類項目活用の試み」 逵直美(東京都立光明学園)「若手教員育成におけるICF活用」 西村修一(前・栃木県立岡本特別支援学校)「共通言語としてのICFとICFコアセットの実践活用」  指定討論者:  山元薫(静岡大学)「学校教育の立場から」  田中浩二(至誠館大学,のあ保育園)「就学前教育・保育の立場から」    加えて,今年も,以下のとおり,ポスター発表を行います. 昨年度の続きである,概念ベースではない,項目ベースでの活用の取り組みです.  P2-62「子どもの育ちを切れ目なく支える個別の教育支援計画へのICF分類項目実装化に関する実証」(德永亜希雄,田中浩二) 9月6日(金)15:30~17:30    ぜひ,論文集でのご確認をいただき,当日参加される方は.会場でも!  プログラムの詳細はまだオープンになっていませんが,今大会の全体像は,以下をご覧下さい.  https://www.jase.jp/taikai62/  (文責 ICF-CY Japan Network 運営スタッフ代表 徳永亜希雄) 

高山恵子氏をお招きして、研修会を行ないました。

12月も半ばにさしかかり、本格的に寒くなってきましたね。 ICF-CY Japan Netwotkでは、8月に、NPO法人えじそんクラブ代表の高山恵子氏をお招きして、研修会を行ないました。 テーマは、「発達障害のある親子の自己実現の支援」〜ICFモデルの理念を活用した挫折をいかすヒント〜 始めに、発達障害のある人の自己実現とは、支援や合理的配慮を受けながら、自分らしさを生かして社会貢献すること。また、挫折した後の成功の快感を増やすことが大切というお話がありました。そして、ICFモデルの理念を、お子さんの実行機能やゲーム依存症への対応、セルフエスティームを高めるための方法などと関連付けながら、具体的にわかりやすくお話をしていただきました。 どの事例も興味深く、2時間があっという間でした。 事後のアンケートでは、ICFについてよく知っている方、ICFをまだよく知らないという方双方から、貴重な学びの機会になったというご意見をいただきました。 令和6年4月1日からは、事業所における合理的配慮の提供が、努力義務から義務化に変更となります。今後も、多くの方が、ICFモデルの理念や内容、活用方法などを学び、適正な合理的配慮が推進されることを願っています。 (文責 ICF-CY Japan Network 大久保直子)